恵比壽塵報(略称/恵比塵☆YEBIJIN)
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[08/10/22]
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■[恵比壽塵報]27号:たったひとつの言葉に出会うための旅・その2
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 −−シリーズ化−−そこにある・その2
 姫田さんが記録し、菅家さんが繋ぐ、奥会津が魅せる魔力を遡上すると、再 び宮本常一氏へと円還する輪が見えてきます。

  ・ ・ ・

 朝日新聞(10月19日)に、宮本常一氏の特集記事がありました。
 今年は生誕100周年なのだそうです。#訂正(08/11/01)
 古本でしか読んでいないわたしは、 知らなかった。それに今年は同氏の本を一冊も読んでいない。と書くと以前に は沢山読んでいそうに感じられるかも知れないが、記録を始めてからはたった 3冊を読んだに過ぎないのである。
    読了日書名出版社
    2007/07/10忘れられた日本人岩波文庫
    2007/01/20塩の道講談社学術文庫
    2006/09/06日本の村・海をひらいた人々ちくま文庫
 たった3冊のこの中で、「塩の道」などは何度引用させていただいたことか(笑)。

 朝日新聞の記事に戻る。
 記事現物が目の前に無いので、記憶で書いているので事実誤認あれば陳謝。
 詳細は記事本文にあたられたいが、その記事には宮本常一氏から繋がる姫田 忠義氏のコメントも載せられていた。

 また、宮本常一氏は日本全国歩かない場所が無いほどに国中を歩き回り、1 0万枚という写真を残したことが記されている。それほどの人であり膨大な著 書があるのに学会ではなかなか認められなかったのは、同氏が学術文書はさほ ど書いていない(殆どがエッセイのような雑文になってしまうのでアカデミッ クな場所での発表が少ないとか)ことによるとか、テーマを絞らなかったので 結局同氏はミーハーであったとか言われているらしいのである。10万枚の写 真についても鑑賞に耐え得る芸術性を求められると、そういう写真も見当たら ない。というのである。が、今、また、その記録の重要性が蘇ってきているの だというのです。

 以前に、わたしは、
  『[恵比壽塵報]23号:たったひとつの言葉に出会うための旅』
という記事を上梓したが、これはカンケさんの文章を全文引写した殆ど「著作 権10割byカンケ」の文章でありました。その中では、
    近畿地方の大学の女子大生が50ccのバイクにまたがって、
    野宿をしながら姫田さんが撮影した場所を訪問している。
    (■記憶の森をあるく■ http://kanke.cocolog−nifty.com/より抄録)
という内容の説明が載っていました。

 この朝日新聞の記事では、姫田忠義氏を追いかけるフリーク(学究者でもあ り生活者)の人のことではなく、今でも宮本常一氏が写した風景、文章の場所 を、訪問している人がいるというのです。

 ふたたび、カンケさんの文章を引用して、本文を締めくくることにする。
    列島各地にはまだまだしっかりとした考えを持つ生活者が多い。
    一人の古老の、たったひとつの言葉に 出会うための旅だ。
    それが一人の若い人の人生をこれから支え続ける。
    (■記憶の森をあるく■ http://kanke.cocolog−nifty.com/より)

 #訂正 08/11/01
   「今年は」と書きましたが、元記事(朝日新聞)を再読すると、「去年」とありました。訂正します。
 去年は民俗学者・宮本常一の生誕100周年だった。
 (朝日新聞記事より)

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一部に苦味の混じる表現がありますがそれは風味です。毒ではありませんので、そのままご賞味下さい(笑)