恵比壽塵報(略称/恵比塵☆YEBIJIN)
YEBIsu_Journal Ironical News columns : Japan Intelligence Network
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[08/11/17]
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■[恵比壽塵報]31号:限界集落へ
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 ここ数年「限界集落」という言葉がよく聞かれます。

 丹後半島のほぼ中央に位置する京都府京丹後市丹後町畑地区というところで は、住民が1世帯3人となってしまい自治会長を募集しているそうです。単な る移住の呼びかけではありません。すぐに集落の中心として活躍する人材が欲 しい。
 対象は農業などをして定住する意思がある夫婦で、市が木造2階建ての家を 仲介するという。

 「ちょっと京都府のほうの自治会長を頼まれて移住、」

 なんて、目立ちたがり屋の読者諸兄にはうってつけではないでしょうか(笑)。
さあ急げ、問合せは京都府京丹後市総合戦略課へ。

 ただし微妙な条件が付いています。夫婦のうちどちらかが30歳代以下とい うのです。やはり、と思ってしまったでしょうか。皆さん、これはチャンスの ひとつではないでしょうか。

 地域活性化という大義名分があります。早速配偶者を説得して、30歳代以 下の人を探しましょう。

 しかし、既に、あなたの配偶者も、たくらんでいるかもしれませんぜ。

 こういう話って、、、あると思います!


■当該記事です。(読売Web)
 京都・京丹後市の「3人集落」、自治会長を募集
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081117−OYT1T00439.htm


・ お ・ た ・ よ ・ り ・

(田町支局)
    From: S川
    Subject: RE: [恵比壽塵報]31号:限界集落へ

     本メール読者は多分30歳代以下の方は多分いらっしゃらない でしょうから、息子・娘に本案件を紹介し説得して、 親として役得を得れる策を考えるのでしょうかね・・・

(恵比寿支局)
     いや、息子・娘にではなく、自分の配偶者を30歳代以下にして移住するの だよ(^^;

《(まじめな)解説》
     限界集落とは、65歳以上の住民が半数を超え、共同体としての機能が果た せず、(このままでは)急速に消滅に向かう集落のこと。大野晃・長野大教授 が概念を考案して、早急の対策を取るよう警鐘を鳴らしている。
     2006年政府調査では、「消滅の可能性がある集落」は全国に2109あ り、消えた集落も含めた実態調査を実施、来春(2007年)をめどに結果をまと める。とある。(2006年11月27日14時33分 読売新聞・抄録責:恵比塵)

     これを受けた過疎地域自立促進特別措置法に基づく調査によると、福島県の 例では県内過疎地域にある1567集落のうち、約3%にあたる41集落が消 滅する可能性がある。
    (2007年3月6日の福島民報、朝日新聞福島支局発表記事などによる)

     過疎先進県では「救済」条例や地域づくり総合支援事業(サポート事業)を 策定している。08年8月21日、福島県では、「福島県過疎・中山間地域振興 有識者懇談会」という会合が開かれ、 過疎・中山間地域が食料や水、エネルギーの供給、森林による災害や地球温暖 化の防止など、都市部の生活を支える機能を有していることを明示し、過疎・ 中山間地域の衰退は地元に限らず都市住民にも深くかかわる問題である。と、 日本全国の問題であることを明示したコミュニケを発表している。
     (参考)■たわぶれ奥会津考/矢の原清水の謎
     http://www.asahi-net.or.jp/~KD5J-IGRS/funny_tale/tale_yanohara_shimizu.htm


     過疎後進県(都道府県含む)の皆様は、どう思われるのだろうか。

     また、何度も(何度でも!)引用させていただく菅家氏のブログでは、会津学のカテゴリーで、 享保年間の田中丘隅(きゅうぐ)を引用して、紹介している。
    民間に蓄えられた力を「村里の知」と丘隅は呼び、その「村里の知」によらな ければ「公儀」の事業も進まなくなっていた、、、
     ■記憶の森をあるく/村里の知
     http://kanke.cocolog-nifty.com/2008/2008/11/post-532e.html


     これは菅家氏の「記憶の森の智」であるが、本記事の一連の付会は、牽強で あるか。否々(いないな)、当「首都圏・恵比壽塵報」の感性と編集力でもあ ります。ちゃんちゃん。

公開時本文文章を若干改竄しました。
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一部に苦味の混じる表現がありますがそれは風味です。毒ではありませんので、そのままご賞味下さい(笑)