恵比壽塵報(略称/恵比塵☆YEBIJIN)
YEBIsu_Journal Ironical News columns : Japan Intelligence Network
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[09/01/10]
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■[恵比壽塵報]44号:ブラキストン線(その3)−揺れるブラキストン線
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 ♪マリモよマリモ みどりのマリモ

 だったか、
 マリモとは、その名の通り、糸状の藻が絡まり合って球状になった 「纏綿(てんめん)型」の藻をいう。らしい。
 このマリモは、現在までは北海道の阿寒湖でしか生息が確認されていない。
たしか天然記念物である。しばらく前のテレビで阿寒湖付近のお土産屋では、 観光用「マリモ」が販売されている事を放映していた。この「マリモ」は、採 取禁止の「纏綿(てんめん)型」の藻ではなく、近所の人(生産者が加工者)が、 全く普通の川に自生する藻を採取して、手のひらでころころと丸めて「丸い藻」 にしてしまったのである。テレビでは、ごくごく普通のおばさんが「マリモ」 を制作するところを写していた。
しかし、誰にでも出来る技ではない、絶妙な手技で「マリモ」を作ってお土産 屋に卸しているのである。みあげた商魂である。みやげやだけにな。

 はなから横道にそれてしまったが、ブラキストン線の話である。
 つまり、マリモの南限(かつ北限も)は、北海道なのである。ここにも、ブ ラキストン線がでんと居座っていたのである。それが、10日の読売新聞We b記事によると、青森県三沢市の小川原湖岸で希少な球状のマリモが発見され、 県の研究機関が採集したものを青森市の浅虫水族館で展示しているそうです。

 ついに、ブラキストン線は揺らいでしまったのか、、、。

 筆者は、サルのイモ洗い現象が同時多発的に各地で発生したことや、テレビ を見ていただけで誰でもスプーンを曲げられることが出来るようになったよう な、共時性の事象と同様なことが、青森県三沢市の小川原湖岸のおばさんにも 発現したのではないかと睨んでいるものである。


 もうひとつの、ブラキストン線話。
 青森県下北半島の「北限のニホンザル」の話である。やや、これも青森県!
 ニホンザルは、実直にブラキストン線を守って、下北半島に追い詰められた。
国の天然記念物である。本当はニホンザルは、北海道にまでも渡る手立ても、 とっくに知っているのである。がしかし、北海道に渡ってしまうと、下北半島 のサル達は「北限のニホンザル」にならなくなるので、天然記念物も返上しな くてはならなくなるのである。サルにも知恵があるのである。
 ところが、守られるべき天然記念物でありながら、農作物被害を防ぐために 捕獲されているのである。捕獲されるとは処分されることである。処分される とは屠殺(とさつ)されることである。そのうちの「約20頭を、上野動物園 が引き取る見通しになった。」(#1)ことが、「救いの手」としてニュースになるの である。救いの手とは、「えー話しや」とは正面切って言えないさもしい人間 どもの後ろめたさがかいま覗けるではないか。

 さもしい日本の政治世界では、さもしいワークシェアリングにまで気付くの が精一杯である。ワークシェアリングではなく、サバイバルシェアリングでは ないのか!。ぜいぜい、はーはー。はい、落ち着いて、、

 ところで、
 ついこのあいだ、本州生息の猪が四国まで泳いで渡ったというニュースもあ った。「猪が泳ぐ」という発見をニュースの主点にしていたが、そうではなく、 泳げる猪が、何故に今まで四国に渡らなかったかという事に思いいたる人は一 人もいなかったのか。いや、一人はいるはずである。それは、わ・た・し、だ よ。

 おーんころめーぞころめーぞ

 ・   ・   ・   ・

【追記】10/01/24
一年後の記事をフォローする恵比壽塵報/10/01/24 本文内に青赤装飾追加。
関連ニュースを見つけましたので、以下に追記。(#1)
    −−公開初日に「北限のサル」1匹逃げ出す−−(01/24 12:42)
     上野動物園は24日、「北限のニホンザル」23匹を一般公開した が、うち1匹が逃げ出した。行方を追ったが捕まらず、園外に出たとみられる。
     下北半島では農作物への被害が深刻化して、むつ市が駆除を始めることを知 った上野動物園が引き取りを申し出、昨年4月に、捕獲された一部が “上京”。非公開の施設で飼育されていた。「餌づけされたサルと違い、人に 慣れていないので危害を与える恐れはないだろう。初めての環境で興奮してい たのではないか」と話している。
    (抄録責:恵比塵)

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