恵比壽塵報(略称/恵比塵☆YEBIJIN)
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[09/08/15]
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■[恵比壽塵報]80号:『過疎オタ』を読む−その1−
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 『過疎オタ』、、

 「過疎のオタク」の話ではない。
 著者(佐藤孝雄氏)が書名をそのよう(過疎オタ)に略称しているのである。

    書名:『過疎といわれてオタオタするな −じねんと20年の記録−』
    略称:『過疎オタ』
    著者:佐藤孝雄
    発行:ふるさと企画(0241−57−2544)
    発行:2005年7月1日
    定価:1,500円
 『じねんと』について
 『じねんと』は、佐藤孝雄氏が1986年から編集人として発行し続けるミ ニコミ紙の紙名です。

 1982年に、菅家博昭氏は「一年間ボランティア」活動に参加して、周東 一也先生の薫陶を受ける。その年、基層文化の研究のために新潟県朝日村奥三 面で開催された民族文化研究所主催のワークショップに参加する。そこで、姫 田忠義氏との運命的な出会いをした。その後、姫田氏は博昭氏の案内で昭和村 を訪れ、「からむしと麻」の撮影を企画する。

 1986年から、記録映画「からむしと麻」撮影開始。この撮影支援の為に 有志が5月1日に「昭和ボランティア協会(SVA)」を創設。同日にその機 関紙として『じねんと』第1号が発刊される。編集人は、撮影地の大芦集落に 在住する佐藤孝雄氏。

 撮影については、村長も当初は歓迎していた筈なのに、役場の担当課長や農 協が目先の保身のために反対して「からむしの技術は村の企業秘密で ある」などといわれの無い迫害を受ける。ついには教育委員長名で民族文化研 究所宛てに「撮影お断り」の公文書まで発行される始末となる。

 記録映画「からむしと麻」は、1988年に完成して公開される。その公開 の模様については、5月24日の朝日新聞「天声人語」にも掲載された。役場 職員でもあった孝雄青年には、とりわけ職場でのパワハラの圧力である。辞職 を強要されてもめげずに『じねんと』はそれでもその後も発行を続けた。

 そこへ、1989年には、昭和村村長が清水建設と「博士山リゾート開発計 画に関する覚書」を取り交わした。『じねんと』は開発反対を表明、菅家博昭 氏、菅家秋男氏等の論客の発表の場となる。当局は、反対派(=『じねんと』) の主張を論破できない苛立ちもつのり、その弾圧は陰湿な感情となり、『じね んと』編集人でもあり役場職員でもある孝雄氏へ輪をかけた弾圧がおこる。

 ついに1990年に、編集人を菅家博昭氏に任せ『じねんと』との関わりを 絶ち、文筆以外の表現手段を取ることになる。

 村を二分した狂騒は、清水建設役員の他県での贈賄容疑で逮捕や、世の中の バブル崩壊、『じねんと』(=反対派)の一理も二理もある地道な活動に、踊 らされた村民も頭を冷やすこととなり、1993年12月20日に、当局はリ ゾート開発計画断念を正式に発表することになる。

 『王様は裸だ』『しかし、地球は動く』とつぶやきつづけた人びとに、村人 も冷静に眼を向けるようになった。
 そして佐藤孝雄は1994年3月号から、編集人として『じねんと』に戻っ てきた
 月一回の発行で、2009年8月1日には、248号となった。

 佐藤孝雄は
 「マイペンライ」 とつぶやきながら、『じねんと』を発行し続ける。


 『過疎といわれてオタオタするな』は、『じねんと』に同氏が発表したエッ セイと編集後記(1986年−2005年)を一冊にまとめた本である。

    著者略歴
    佐藤孝雄(さとうたかお)
    1956年、福島県昭和村大芦に生まれる。
    若松商業高校を卒業後、三菱重工横浜造船所に入社。5年後、U ターンし昭和村役場職員となる。趣味は、音楽活動(なかよしバ ンド)とミニコミ紙(じねんと)の発行。なかよしバンドが制作 したCDは次のとおり。「マイペンライ」「LISTEN TO MY HEART」「コライさんのうた」
     (同書より全文引用)
 (「マイペンライ」とは、タイ語で、ねっかさすけね(心配いらないよ)ということば)

※お断り
『じねんと』の説明は、恵比壽塵報が『過疎オタ』を読んで理解した、疾風 怒濤の時代部分を抄録してみたものです。抄録誤認の責は恵比塵にあります。

公開時、一部表現を校正しました。
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−じねんと20年の記録−
『過疎といわれて
オタオタするな』

■著者:佐藤孝雄
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