恵比壽塵報(略称/恵比塵☆YEBIJIN)
YEBIsu Journal Ironical News columns : Japan Intelligence Network
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[10/02/02]
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■[恵比壽塵報]98号:恵比寿ご近所物語
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 恵比塵編集人のひとり、筆者のところには奥会津のとある村から毎月「広報」 が郵送されてくる。調査研究の為に購読予約をして送ってもらっている、とい う訳ではない。その村の出身者で構成されている、とある集まり(任意団体) に参加しているからである。

 とある日にも、郵便が届いた。いつもの広報である。いや、もう一枚入って いる。A4版の両面印刷パンフレットである。

 「奥会津 昭和村 からむし織 見本市」
 とある。

 そういえば、2月には、からむし工芸博物館では、ロビーを開放して展示会 をしていたはず。苧麻(からむし)に関する文化作品(短歌・絵画・写真等) を1ヶ月ほど展示するものである。そのイベント紹介のパンフレットかと勘違 いしたのだが、様子が違う。からむし工芸博物館が、「雪まつり」の季節に合 わせて開催するのは、「からむし文化展」である。これは、からむし工芸博物 館での催事のパンフレットではないらしい。

 「奥会津 昭和村 からむし織 見本市」の表題の下には、開催日程と会場 名が印刷されている。

 会場:エビス・ギャラリー コウゲツ
 とある。JR恵比寿駅から徒歩3分とある。

 をを(苧々)、東京で、恵比寿で?
 渋谷区恵比寿といっても広いのである。どれくらい広いかというと、これか ら書く話も、JR恵比寿駅から徒歩3分ほどの話である。

 渋谷区恵比寿には、駅から駒沢通りを徒歩2、3分で『香月』という有名な ラーメン屋がある。行列の出来るラーメン屋である。初めて行ったときには、 出てきたドンブリ(器)の大きさにびっくりした。並んで待っている客がいる。 客は店の外ではなく中で待っている。順番が判るのだろうかと心配するかも知 れないが、その注文担当の店員は「あちらの方は、塩大盛り、細面固め、卵と ノリ載せ」などと、メモ無しでスラスラ暗記して注文を覚えてしまうのである。 この店の固有の記憶術があるのかもしれない。このラーメン屋は、この技を売 り物にしているのではなく味を売り物にしているのだが、この技も捨て難いの である。恵比寿は全国で有数のラーメン激戦地である。安売り競争ではない、 味の競争である。
 ただ、やはり味だけでは味気ない、食するという事にはやはり儀式も必要な のである。いにしえには、恵みへの感謝と健康と再び食する事が出来る希望と を祈願した儀式でもあるのである。食するとは、これらの一連の儀式も兼ね備 えた上での味となるのである。一連の儀式であるからといって、通過儀式まで は、まあ、考えなくともよいが。

 あるときに、そのラーメン激戦地恵比寿に、破調俳句で有名な坊主の名前を 冠したこれも有名な「山頭*」という店が開店したことがあった。器が深めの 小ドンブリ風で、決して食べやすいとは思えないが、ドンブリの内側のカーブ (R)の角度が、熱が冷めにくいとか、汁の風味と香味がきちんと鼻腔に届く ように設計されているとか、いろいろとカラクリはあったのかも知れない。セ ンサー付き人型ロボットが一番反応しやすいのかも知れないとか。ここのラー メンを初めて食べたときには、筆者は少し固めのカップヌードルのような気が した。つまり、おいしいのである。何度か行って食べた。また、早めに行かな いと「塩」は品切れとなるのである。

 が、すぐに鼻についてしまった。味が、ではなく、その店の儀式ときたら、 サイテーなのである。味にしかこだわらない頑固な応対風というのもこの店の 売り物だったのかもしれないが、店員の態度がサイテーなのである。湯加減を 見張る仕事のはずの店員が、客の若い娘とカウンター越しに延々とタメグチ話 をしていたり、注文を忘れるわ、水はなかなか出さないわ、入口からは行列用 にロープだけ張って無人誘導である。店の入口の戸は、人の出入り以外の時に は、ピタリと閉めてある。椅子が空くまでは、次の客を店内に入れないのであ る。そのうえ、今ごろ来て塩があると思うな!という顔つきはするは、まあ、 食わしてやるという態度が鼻についてしまったのである。それ以来この店に行く事 はなくなった。ほどなく、とある日にこの店の前を通りかかると、張り紙があ った。この店は恵比寿からは撤退したのである。

 駒沢通りの『香月』は気付いた時には(昔からか)、恵比寿に『香月』あり! といった有名ラーメン店で、今でも繁盛中である。ただ、あまり並んで待つの は嫌なので、行く時には中途半端な時間帯に出かけることが多い。ほんの少し 足をのばせば、ホントに頑固な屋台のラーメン屋があった。今もあるかどうか。 足踏みしながら(寒いので)立ち食いで洟をすすりすすり、ラーメンをすする のは最高である。

 ラーメンで、話がどんどん延びてしまいましたが、「コウゲツ」に戻す。

 駅から駒沢通りを徒歩2、3分で『香月』という有名なラーメン屋がある。
 ただ、この屋号『香月』は「かづき」と称して「コウゲツ」ではないのであ る。知らないで「コウゲツ」と言って笑われたことがある。それ以来間違える 事はない。笑われる事も記憶術のひとつかもしれない。なんだか、ナルトの渦 のような話になって元に戻ります。

 村から送られてきた、そのA4版の両面印刷パンフレットには、

 会場:エビス・ギャラリー コウゲツ
 とある。JR恵比寿駅から徒歩3分とあるのでした。

 渋谷区恵比寿といっても広いのである。また、隠れた有名店が沢山あるらし い。筆者は明るい時間帯(と時々深夜)の恵比寿の住人であるが、それらの有 名店を殆ど知らないで過してきている。時たま東京に来る知人に、恵比寿の名 所を教えてもらったりするほどである。

 さて、その「エビス・ギャラリー コウゲツ」であるが、住所を見ると、
 渋谷区恵比寿1−5−
 とあるのです。
 恵比寿を冠する、恵比塵の編集室のある恵比寿の住所はというと、
 渋谷区恵比寿1−5−
 なのです。

 X  Y は、伏字ではなく変数名である。
 数式で表現すると、以下の式が成立するのである。

  X = Y + 1      (A)
  Y = 1          (B)

  (B)式のYを、(A)式に代入すると、
  X = ( 1 ) + 1
  つまり、
  X = 2           Ans 

 隣の「丁目」ではなく、隣の「号」なのです。近いねー、と思って地図を見 た。近いどころか、と、と、とっ隣のビルなのです。

 からむし織 見本市
 2月16日〜3月14日(開催期間中無休)11時〜19時
 会場:エビス・ギャラリーコウゲツ


 はたして、この関係は?!・・・次号に続くのか・・・

公開時一部伏字と、引用記事以外の本文文章を若干改竄しました。
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口座番号 02110-3-3937
聞き書きによる
地域文化の掘進と継承
会津学 Vol.5
発行元
奥会津書房 (0241-52-3580)
2月21日(日)です


  
毎月郵送地域ミニコミ紙
雑誌:会津学研究会
奥会津・昭和村
準備中
会期期間中無休
2010年 2月16日(火) 〜 3月14日(日)
11時から19時 (開催初日のみ13時から)
会場 エビス・ギャラリー コウゲツ

主催 福島県 昭和村
企画制作:恵比壽塵報 Copyright Japan Intelligence Network